Symfoware Serverに接続しているクライアントアプリケーションを強制終了させたときのコネクションの残留について

Symfoware Serverに接続しているクライアントアプリケーションを強制終了させたとき、コネクションが回収されずに残ってしまうことがあります。対処方法を教えてください。
回収されずに残ってしまったコネクションは、rdbtermコマンドで強制回収してください。
また、以下のパラメーターを用いて、一定時間経過後に自動的にコネクションが回収されるように設定することができます。

(a) RDB_KEEPALIVE
システム用の動作環境ファイルで指定します。
トランザクションの状態に関係なく、クライアントとサーバの通信状態を調べ、2時間を超過してもクライアント側から応答がない場合は、該当クライアントのコネクションを強制回収します。省略時は無効となります。

(b) TRAN_TIME_LIMIT
システム用の動作環境ファイルで指定します。
1つのトランザクションで使用可能な時間を指定します。指定時間を超過した場合には、トランザクションをロールバックして、接続中のコネクションを切断します。省略時は無制限となります。

(c) MAX_TRAN_TIME
セキュリティ運用の場合に、SET SYSTEM PARAMETER文で指定します。
1つのトランザクションで使用可能な時間を指定します。時間超過を検出した場合には、接続中のコネクションが切断されます。省略時は300秒となります。

(d) MAX_WAIT_TIME
セキュリティ運用の場合にSET SYSTEM PARAMETER文で指定します。
アプリケーションの無応答待ち時間を指定します。時間超過を検出した場合には、接続中のコネクションが切断されます。省略時は無制限となります。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.0.0 コマンドリファレンス
    第2章 RDBコマンド
      2.69 rdbterm

  Symfoware Server V11.0.0 セットアップガイド
    第4章 Symfoware/RDB運用パラメタの定義
      4.2 システム用の動作環境ファイルによる定義

  Symfoware Server V11.0.0 SQLリファレンス
    第3章基本的なSQL文
      3.61 SET SYSTEM PARAMETER文

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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