時刻補正後のSymfoware ServerのJYP1006Eエラーについて

バッチ処理を実行したところ「JYP1006E:データ受信中にサーバとの通信が切断されました」というエラーになりました。処理中にアプリケーションサーバの時刻補正が自動的に行われた以外はほかの処理を行っていません。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
クライアント環境のサーバの時刻を補正した際、60秒以上の誤差が生じると、Symfowareのコネクション自動回収が動作します。この機能は、クライアントの電源断によってデータベースサーバの資源が不当に占有されたままになることを防ぐためのものです。この機能は時刻を基にクライアントの状態を判断しています。クライアントの時刻を補正すると、Symfowareがクライアントが再起動されたものと誤認し、コネクションを回収することがあります。

[対処方法]
業務中にアプリケーションサーバの時刻を変更しないでください。

時刻を変更する際の注意については、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)
    第1章アプリケーションの設計に必要な概念
      1.4 リモートアクセス時の注意事項

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
このページの先頭へ