VMware上で運用するSymfoware Serverのqdg13880iおよびJYP1006Eのエラーについて

VMware上でSymfowareを運用している環境で、時刻の同期を行った際、サーバ側では「qdg13880i コネクションを回収しました」、クライアント側では「JYP1006E データ受信中にサーバとの通信が切断されました」というエラーになりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
時刻の同期を行った際、60秒以上の誤差が生じ、Symfowareのコネクション自動回収が動作したためです。この機能は、クライアントの電源断によってデータベースサーバの資源が不当に占有されたままになることを防ぐためのものです。この機能は時刻を基にクライアントの状態を判断しています。クライアントの時刻を補正すると、Symfowareがクライアントが再起動されたものと誤認し、コネクションを回収することがあります。

[対処方法]
以下のどちらかの対処を行ってください。

  • VMware ESX サーバの時刻とゲストOSの時刻を合わせる。
  • VMware ESX サーバとゲストOSの時刻同期を行う必要がない場合、時刻同期を行わない。

時刻を変更する際の注意については、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)
    第1章アプリケーションの設計に必要な概念
      1.4 リモートアクセス時の注意事項

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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