Symfoware Serverで順序を削除しようとしたときのJYP3631Eエラーについて

DROP SEQUENCE文を実行したところ、「JYP3631E 順序”xxx”を他の利用者が占有しています」というエラーになりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
削除しようとした順序が、ほかの利用者によって使用されており、その利用者がまだSymfoware Serverに接続した状態になっていることが原因です。
アプリケーションが順序を使用すると、RDBディクショナリに対する排他が行われます。この排他が解除されるのは、アプリケーションがコネクションを切断したときです。コネクションプールを利用している場合は、アプリケーションが切断処理を行っても、コネクションは保持されます。その場合は、アプリケーションが終了するまで、排他が保持されます。

[対処方法]
削除対象の順序を使用したアプリケーションが、すべてコネクションを切断するか、終了してから、DROP SEQUENCE文を実行してください。

RDBコマンドやアプリケーションを同時に実行した際の競合については以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)
    付録D アプリケーションおよびRDBコマンド間の排他

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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