Symfoware Serverのロードシェア運用で運用系から待機系にノードを切り替える時のqdg13891w、qdg13936eのエラーについて
- ロードシェア運用でCapitalとSatelliteを待機系に状態遷移させたところ、遷移後の待機系ノードでqdg13891w、qdg13936eのエラーが発生しました。その後、自然にデータベースを利用できる状態になったのですが、これは正常な動作ですか?
- 正常な動作です。
ロードシェア運用を構成するSymfoware Serverは、クラスタシステムの各ノードに独立して存在し、RDBネットと呼ばれるネットワークでそれぞれが結合されています。
状態遷移が行われる際、Symfoware ServerはRDBネットの各システムと通信の再確立を試みます。このとき旧運用系のノードがまだFaultedのままであれば、再確立できず当該エラーとなります。
その後、Faultedのシステムを待機系に組み込む処理の延長で、運用系との通信再確立に成功し、データベースを利用できる状態になります。したがって対処の必要はありません。
RDBシステム間の通信が正常に確立されているかどうかを確認するには、rdbsarコマンドの-cオプションを用いてください。
rdbsarの-cオプションについては、以下のマニュアルを参照してください。
Symfoware Server V11.0.0 クラスタ導入運用ガイド
第9章ロードシェア運用の保守および管理
9.1 モニタリング
9.1.3 性能監視
Symfoware Server V11.0.0 コマンドリファレンス
第2章 RDBコマンド
2.58 rdbsarなお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Symfoware | ||||
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