Symfoware Serverのrdbcrdicコマンド実行時のqdg12151uエラーについて

環境構築のためにrdbcrdicコマンドを実行したところ、「qdg12151u:利用者データベース用RDBIIディレクトリファイルのOPENに失敗しました errno=20」というエラーになります。RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1とRDBDIRSPACE2には、作成済のローデバイスを正しく指定しています。 原因と対処方法を教えてください。
[原因]
RDB構成パラメタファイルのRDBDIRSPACE1、RDBDIRSPACE2にローデバイスを指定していることが原因です。

[対処方法]
以下のいずれかの対処を実施後に、rdbcrdicコマンドを再実行してください。
- クラスタ環境でない場合
 RDBDIRSPACE1とRDBDIRSPACE2にはローデバイスではなくRDBディレクトリファイルの作成先のディレクトリを絶対パスで指定してください。
-クラスタ環境の場合
 RDBDIRSPACE1とRDBDIRSPACE2ではなく、RDBDIRSPACEにローデバイスのパスを指定してください。

詳細は以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V12.3.0 セットアップガイド
    第1章 セットアップ前の準備
      1.1 Symfoware/RDBの動作環境
        1.1.2 ファイル構成
    第4章 Symfoware/RDB運用パラメタの定義
      4.1 RDB構成パラメタファイルによる定義

  Symfoware Server V12.3.0 クラスタ導入運用ガイド
    第1部 Symfoware Serverのクラスタシステムの概要および設計
      第1章 概要
        1.8 システム構成
    第2部 フェイルオーバ運用
      第3章 フェイルオーバ運用のセットアップ
        3.4 セットアップ
          3.4.2 RDB構成パラメタファイルの編集
    第3部 ロードシェア運用
      第7章 ロードシェア運用のセットアップ
        7.4 セットアップ
          7.4.2 Capitalシステム用のRDB構成パラメタファイルの編集
    付録E ロードシェア運用のセットアップ(9.x以前のロードシェア機能利用時)
      E.4 セットアップ
        E.4.2 RDB構成パラメタファイルの編集

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 構築(導入/移行)
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