Symfoware Serverのロードシェア環境での運用待機の切り替え時の接続エラーについて

ロードシェア環境で、運用系から待機系にノードを切り替え中、クライアントからデータベースへの接続要求が何度もSQLSTATE=08004のエラーになり、しばらくすると、新たな接続要求は切り替え完了を待ち合わせるようになります。これはなぜですか?
ロードシェア運用で待機ノードに切り替わる場合、その間のデータベースへの接続処理は以下のようになります。

  • Symfoware/RDBサブシステムダウン中 (切り替えに伴う強制停止も含む)
      接続処理はSQLSTATE=08004のエラーになります。
  • 待機ノードへの切替え開始後
      ホットスタンバイの場合、接続処理はエラーにならず完了を待ち合わせます。
      スタンバイの場合、接続処理はSQLSTATE=08004のエラーになります。
  • 切り替え完了
      正常に接続が可能になります。待ち合わせた接続要求も正常に完了します。

なお、Connection Managerを使用している場合、コネクション制御をConnection Managerが行います。その場合、アプリケーションはトランザクションのリトライを行うだけでよく、コネクションの切断を意識する必要はなくなります。

詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V10.1.0 クラスタ導入運用ガイド
    第1部 Symfoware Serverのクラスタシステムの概要および設計
      第2章設計
        2.4 アプリケーション作成時の注意

  Symfoware Server V10.1.0 Connection Managerユーザーズガイド
    第1章 Connection Managerとは
      1.3 Connection Managerの機能

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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