Symfoware ServerでのJDBCを用いたアプリケーション実行時のJYP2008Eエラーについて

JDBCを用いたアプリケーション実行中に「JYP2008E 同時に操作できるSQL文の数を超えました」というエラーになりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
一度に処理できるSQL文の個数には上限があります。その上限を超えてSQL文を同時に扱おうとしたことが原因です。

[対処方法]
以下のいずれかの対処を行ってください。

  • 同一コネクションオブジェクト配下でSQL文を実行するためのオブジェクト(Statement、prepareStatementなど)の数が、CLI_MAX_SQLの値を超えないようにしてください。
  • ステートメントキャッシュ機能は、CLI_MAX_SQLパラメタの値を超える数のステートメントをキャッシュできません。ステートメントキャッシュ機能を使用している場合、ctunepramオプションでCLI_MAX_SQLパラメタの値を増やしてください。
  • closeメソッドを実行して、不要になったオブジェクトをクローズするようにプログラムを修正してください。
  • JDBCのctuneparamオプションでCLI_MAX_SQLパラメタの値を増やしてください。
  • クライアント用の動作環境ファイルのMAX_SQLパラメタの値を増やしてください。

ctuneparamおよびクライアント用の動作環境ファイルについての詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V10.1.0 アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)
    第5章アプリケーションのコンパイルおよび実行
      5.2 ネーミングサービスとJDBCデータソース登録ツール
        5.2.3 JDBCデータソース登録ツール
          5.2.3.4 ctuneparamオプションについて
          5.2.3.5 クライアント用の動作環境ファイルの指定について

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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