Symfoware Serverのクライアントマシンの時刻補正の影響について

クライアントマシンのシステム時刻を変更したところ「qdg13880i:コネクションを回収しました コネクション識別子='*'」というエラーが発生するようになりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
アプリケーション動作中にクライアント(APサーバ/クライアントマシン)のシステム時刻を変更したことが原因です。
システム時刻を変更する際はアプリケーションを停止してから実施してください。

本事象は、クライアントが突然電源切断した際にサーバ側に残存するコネクション資源を回収する機構の影響によるものです。
当機構はクライアントのシステム起動時刻を使用しているため、クライアントの時刻を変更すると、Symfowareがクライアントが再起動されたものと判断し、コネクションを回収することがあります。

[対処方法]
コネクション切断されたアプリケーションを再実行してください。
また、システム時刻を変更する時はアプリケーションを停止してから実施してください。
なお、Connection Managerを利用してコネクション接続を行うと本事象は発生しません。

時刻を変更する際の注意については、以下のマニュアルを参照してください。

  Symfoware Server V11.1.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)
    第1章アプリケーションの設計に必要な概念
      1.4 リモートアクセス時の注意事項

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。


製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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