クラスタ環境のSymfoware ServerのTIMEOUT値の設定について

スタンバイ型のクラスタアプリケーションの登録時に、TIMEOUTへは3600を設定するようにマニュアルに記載されていますが、この値は変更してもかまいませんか?
変更しないでください。変更した場合は、動作保証の対象外となります。
Symfowareの起動時には、ダウンリカバリ、各資源のオープン、DSIと共用バッファプールの対応関係の登録、DSI のメモリ常駐などの処理のための時間が必要です。待機系の起動時にタイムアウトになると、両系とも起動できなくなってしまいます。
そのため、この値には Symfoware/RDB の起動にかかる時間を十分に満たす値を設定する必要があります。しかし起動にかかる時間は、環境や状況に依存するため、事前に最適な値を見積ることが困難です。そこで、両系ともに起動できなくなることを避けるため、3600 という一般的な環境ではこれ以上の値とならないと考えられる値を設定しています。
製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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