Symfoware ServerにおけるSYMFORDBSというファイルの用途について

SYMFORDBSというファイルが削除されずに残っています。これはなぜですか?
ファイル名がSYMFORDBSで始まるファイルは、Symfoware/RDBが使用する作業用のファイルです。
SQL文の処理では、データをソートしたり、データをワークエリアに保存して段階的に処理を行うことがあります。そのために中間データの保持が必要になる場合があります。中間データは、一定量まではメモリ上に保持します。しかし、SORT_MEM_SIZEを超えるデータ量をソートする場合や、WORK_MEM_SIZEを超えるデータ量を中間データとして保持する場合、WORK_PATHで指定したディスク上の領域に、2次記憶としてSYMFORDBSで始まる作業用のファイルを作成します。

ファイルが削除される契機は、DISCONNECTが発行された時点です。接続したままになっている場合は、削除されません。また、アプリケーション実行中にシステムがダウンした場合には、次のrdbstart(Symfoware/RDBのサービス起動)時に、削除されます。
なお、WORK_ALLOC_SPACESIZE の[保持指定]に"FREE"を指定することで、拡張量として作成したファイルは、その領域を使用したSQL文の実行完了時に解放することができます。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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