Symfoware ServerのPREPARE文の役割について

埋込みSQL連携の場合の、PREPARE文の役割である「動的に実行するSQL文を準備する」とはどういう意味ですか?
埋込みSQL連携において、アプリケーションの実行中に動的に組み立てて実行するタイプのSQL文を、動的SQLと呼びます。動的SQLでは、SQL文を文字列として用意します。このSQL文を実行するには、単なる文字列をSQL文として実行できるように準備する必要があります。この処理を行うのがPREPARE文です。
なお、一部のSQL文は、準備することなくEXECUTE IMMEDIATE文を用いて、即時に実行することができます。

これに対し、アプリケーションを開発(コーディング)したときにSQL文の形が決まっているものを、静的SQLと呼びます。静的SQLでは、SQL文を直接アプリケーションのソースコードに埋め込みます。

動的SQLは、アプリケーションを開発した時点ではSQL文が決まらない場合、例えば、任意の検索条件を指定できるようにしたい場合などに使用します。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Symfoware Server (Native Interface)
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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