Symfoware Active DB Guardにおける、RERUNログレコード不整合状態でのデータベースの定義変更について

Symfoware Active DB Guardを利用しています。RERUNログレコード不整合の状態でデータベースの定義変更を行う場合、不整合の復旧作業は事前に行う必要がありますか?
以下のデータベースの定義変更を行う場合、復旧作業を実施してからRLPを切り替えオフラインにする必要があります。
・順序の定義および削除
・表の定義変更
・表DSIの定義、削除および分割値変更
・インデックスDSIの定義および削除

以下の手順で、データベースの定義変更を実施してください。
1) DSIを閉塞状態に設定(複写先システムで実施)
  Symfoware Serverのrdbinhコマンドを実行して、RERUNログレコード不整合が発生しているDSIを閉塞に設定します。
2) ログ破棄を実行(複写先システムで実施)
  rdbbcrefコマンドにて、RERUNログレコード不整合が発生しているDSIのログ破棄および、その他のDSIのログ反映を実行します。
3) RLPを切り替えオフラインにする(両システムで実施)
  rdbbcofflineコマンドを実行し、RLPを切り替えオフラインにします。
4) データベースの定義変更とデータ複写(両システムで実施)
  データベースの定義変更作業を実施します。なお、定義削除以外の場合は、データベースの定義変更を実施した複写元のデータを複写先へ格納します。
5) データベースのリカバリ(複写先システムで実施)
  データベースの定義変更対象外で、ログ破棄を実行しているDSIがある場合は、DSIのレコード全件複写にてデータベースのリカバリを実施します。

詳細は以下のマニュアルを参照してください。
  Symfoware Active DB Guard V12.1.0 運用ガイド
    第4章 運用開始後の変更と操作
      4.4 データベースの定義操作
    第5章 異常時の運用
      5.13 複写先システムのデータベースの異常
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Symfoware
製品・サービス情報
対象製品 Active DB Guard (Native Interface)
プラットフォーム Solaris,Linux
アンサー種別 運用/保守
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