.NET版 NetCOBOLを使用して32ビット環境でビルドしたCOBOLアプリケーションを64ビット環境で実行すると、「JMP0097I-U」エラーになります。

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.NET版 NetCOBOLを使用して32ビット環境でビルドしたCOBOLアプリケーションを、32ビット版の運用パッケージをインストールした64ビット環境で実行すると、「JMP0097I-U ランタイムシステムが正しくインストールされていません．'INVALID-LICENSE'」のエラーメッセージが出力されます。

翻訳オプション「/platform」を指定しないで翻訳したアプリケーションは、OSのビット環境に従った動作をします。64ビット環境で動作する32ビットアプリケーションを作成する場合は、翻訳オプション「/platform:x86」を指定してビルドしてください。

翻訳オプション「/platform」を指定しないで翻訳したアプリケーションを、64ビットのWindows環境で動作させるためには、64ビットの運用パッケージ^（*）が必要となります。

【翻訳オプションの説明】

　/platform:{anycpu | x86 | x64}

動作させる運用パッケージに合わせて翻訳オプション「/platform」（プラットフォームの指定）を指定してください。指定を省略すると、「/platform:anycpu」とみなされ、OS（32ビットまたは64ビット）に合わせた動作をするアプリケーションが作成されます。

　（参考）NetCOBOL for .NET 使用手引書（V3.0以降）
　「NetCOBOL for .NET アプリケーションの開発」
　　→「アプリケーション開発時の注意事項」
　　　→「x64プラットフォーム上で開発作業を行う際の注意事項」

（*）：64ビットの運用パッケージ
64ビットアプリケーションを作成した場合は「NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ for .NET」が必要です。