COBOLソースの翻訳時にJMN3483I-SおよびJMN5595I-Sのメッセージが出力されます。

COBOLソースの翻訳時にJMN3483I-SおよびJMN5595I-Sのメッセージが出力されます。
COBOLの主プログラムに指定したパラメタの形式に誤りがあります。パラメタの受け渡し方法を変更してください。

これらのメッセージは、主プログラムに指定されたパラメタが、OSIV系システム形式でないために表示されています。
一般的な対処としては以下となります。
  • 主プログラムでパラメタを受け取る必要がある場合
    OSIV系システム形式に合わせる、または、USINGを使わず、ACCEPT文を使用した「コマンド行引数の取り出し」の機能を利用する方法があります。

  • 主プログラムでパラメタを受け取る必要がない場合
    パラメタとして定義されたデータ項目をデータ部および手続き部から削除します。


JMN3483I-SおよびJMN5595I-Sは共に以下のメッセージを表示します。

「主プログラムの手続き部見出しのUSING指定に記述したパラメタは,大きさが102バイトを超えないただ1つの集団項目で,従属する最初の基本項目が2バイトの2進項目でなければなりません.指定されたパラメタは無効になります.」

JMN3483I-SはPROCEDURE文などの手続きに対して、JMN5595I-Sはデータ定義に対して表示されますが、原因は同じです。
NetCOBOLの仕様では、アプリケーションの起動時に最初に実行される主プログラム(EXE)の、 PROCEDURE文に記述したパラメタは、「OSIV系システム形式」となります。
OSIV系システム形式は、パラメタを受け取るためのデータ項目を1つだけ定義することができ、そのパラメタは上記メッセージおよび、以下のマニュアルに記載されている形式で指定します。

詳細については、以下のマニュアルを参照してください。

NetCOBOL使用手引書
  • 付録G OSIV系システムとの機能比較

    プログラムの起動時にパラメタを渡す場合


なお、翻訳プログラムが主プログラムでない場合は、翻訳オプションMAINで副プログラムを示す「NOMAIN」を指定してください。
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
プラットフォームWindows x86, Windows x64, .NET, Solaris, Linux x86, Linux Intel64, Linux Itanium
アンサー種別 設計/開発
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