帳票定義体とオーバーレイを重畳して設計時、レイアウト印刷・プレビュー表示すると、オーバーレイのみ縮小されません。

帳票定義体とオーバーレイを重畳して設計時、レイアウト印刷・プレビュー表示すると、オーバーレイのみ縮小されません。
以下のチェックポイントを確認してください。

【チェックポイント】

帳票定義体の「縮小率」に「等倍」以外が指定されていませんか?
「等倍」以外が指定されている場合、印刷時に縮小されて印刷されます(縮小印刷指定)。

【対処方法】

レイアウト印刷では、編集中の帳票定義体およびオーバーレイ定義体のそれぞれに対し、プレビュー表示・レイアウト印刷が行われます。
よって、帳票定義体中に「縮小印刷指定」が行われている場合でも、「縮小印刷指定」が有効になるのは、帳票定義体のみです。
レイアウト印刷で縮小印刷を行う場合には、以下の方法があります。
  1. 帳票定義体のプロパティの「印刷用紙」で、以下の値を設定します。
    • 縮小率 : 等倍
    • 用紙サイズ : 定義サイズ
  2. 帳票定義体側の「縮小印刷指定」が解除されます。
  3. プリンタドライバ側で縮小印刷指定を行います。
  4. レイアウト印刷を行います。

なお、アプリケーションの実行時に縮小印刷を行う場合は、以下のどちらか一方を指定します。
  • プリンタドライバ側での「縮小印刷指定」
  • 帳票定義体の「縮小印刷指定」

【ヒント】

レイアウト印刷およびプレビューは、レイアウトのイメージを印刷・表示する機能であり、実行結果を保証するものではありません。
アプリケーションを作成することなく、実行時の表示画面や出力結果を確認したい場合には、試験機能(FORMTRY.EXE)をご使用ください。試験機能を使用される場合にも、MeFtが必要です。
レイアウト印刷機能や試験機能の詳細は、 FORMヘルプを参照してください。
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
プラットフォームWindows x86, .NET
アンサー種別 設計/開発
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