COBOLアプリケーションが異常終了した場合、調査方法はどのようにすればよいですか?

COBOLアプリケーションが異常終了した場合、調査方法はどのようにすればよいですか?
NetCOBOLおよび、PowerCOBOL97 V5.0以降の診断機能およびCHECK機能を使用することで異常終了の調査が効率的に行えます。
診断機能では、以下の情報がレポートファイルに出力されます。
  • 要約(検出事象、アプリケーション名、エラーコードなど)
  • 問題箇所
  • 呼出し経路
  • システム情報
  • 環境変数
  • 実行環境情報
  • タスクリスト
  • モジュールリスト
  • スレッド情報

問題箇所については、翻訳時のTESTオプション、リンク時の/DEBUGオプションと、/DEBUGTYPEオプションおよび、実行時のデバッグ情報ファイル指定により、プログラムの行番号で知ることができます。翻訳時にTESTオプションを指定しても実行性能にはほとんど影響を与えませんので、実運用のアプリケーションでも利用することができます。
診断機能の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

COBOL使用手引書
  • プログラムのデバッグ 診断機能の使い方

CHECK機能では、以下の異常を検出できます。
  • 範囲外の添字
  • 指標、部分参照
  • 数字のデータ例外および除数のゼロ検査
  • メソッド呼出しのパラメーター
  • プログラム呼出しの規約
  • 内部プログラム呼出しのパラメーター
  • 外部プログラム呼出しのパラメーター
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
プラットフォームWindows x86, Windows x64, Windows Itanium
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ