GUIビルダ(PowerCOBOL)で作成したアプリケーションを実行すると「オブジェクトが設定されていません」というエラーが出力されます。

GUIビルダ(PowerCOBOL)で作成したアプリケーションを実行すると「オブジェクトが設定されていません」というエラーが出力されます。
数値などをコントロール自身に転記している場合に発生する可能性があります。プログラムに該当箇所がないか、確認してください。また、デバッガを利用することで異常発生場所を特定することができます。
たとえば、テキストボックスコントロール(CmText1)のテキストに「1」を転記する場合、以下のような誤った指定をすると、エラーとなります。
  正:MOVE 1 TO "Text" OF CmText1
  誤:MOVE 1 TO CmText1

V8.0L10以降では、オブジェクトの上書きをチェックする機能が追加されています。Windowsのコマンドプロンプトで次のコマンドを実行することで機能が有効になります。
  F5DDSTEV /CHECKOBJ:ON

ただし、実行性能が低下する場合がありますので、トラブル発生時にのみ使用してください。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

PowerCOBOL ユーザーズガイド
  • 5.5.10 アプリケーションの動作環境を設定する
    オブジェクト上書きチェック機能の有効・無効を切り替える
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
プラットフォームWindows x86
アンサー種別 運用/保守
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