PSAM用の1次属性、2次属性をFORMでどのように定義すればいいですか?
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- PSAM用の1次属性、2次属性をFORMでどのように定義すればいいですか?
- FORMでは、PSAMの1次属性、2次属性という概念はありません。しかし、以下に記載する内容に従って、FORMで画面定義体を設計した場合、PSAMに移行すると、1次属性、2次属性として反映(変換)されます。
なお、PSAMの帳票定義体には、1次属性、2次属性はありません。
【対処方法】
例に従って、FORMでの定義方法やGS上での変換後の対処を、以下に示します。
例)エラー時の下線表示処理項目で[Enter]キーを押した場合に、項目の色が変わるようにするには?- FORMで、画面定義体のプロパティの「エラー処理」より「下線」または「強調」の指定を行います。
→ 当該属性が画面定義体を移入してPSAM画面定義体を作成する時に、入出力項目の2次属性として反映されます。なお、これは、すべての入出力項目が対象であり、項目ごとに2次属性を与える/与えないの選択はできません。また、出力項目に対しては、2次属性として反映されません。 - エラー時の下線処理を行う場合は、上記の「エラー処理」の「下線」の指定を行った画面定義体を移入して、PSAM画面定義体を作成し、エラー時に当該項目が2次属性で表示される仕組み(再入力要求機能、またはアプリケーションからの直接2次属性の指定)を利用することにより、下線表示できます。
- 項目で[Enter]キーを押した場合に、項目の色が変わるようにするには、上記の「エラー処理」の「強調」で色を指定します。画面定義体を移入してPSAM画面定義体を作成する時に、入出力項目の2次属性に当該指定色が反映されます。
「[Enter]キーを押した場合」というのが、エラー表示であれば、上記の下線と同じ仕組みで表示色を変更できます。
「[Enter]キーを押した場合」というのが、エラーと関係なく自由な表示色に変更するのであれば、移入後に当該項目に対して2次属性で色を付加し、アプリケーションから2次属性に切り換えることで実現できます。また、画面定義体に2次属性の色を指定せずに、アプリケーションからデータ項目制御部3文字目で、直接色を指定する方法もあります。
【注意】
文中の「GS」は一般に「グローバルサーバGSシリーズ/PRIMEFORCE/Mシリーズ」を示しますが、各ソフトウェア製品で定義されている用語およびキーワードの場合はこの限りではありません。 - FORMで、画面定義体のプロパティの「エラー処理」より「下線」または「強調」の指定を行います。
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