MeFtで、項目内で文字列を折り返して出力できますか?
NetCOBOLのよくあるご質問を検索できます。
- MeFtで、項目内で文字列を折り返して出力できますか?
- V5.0L10以降では、帳票定義体の矩形項目を使用すれば可能です。
矩形項目に出力した文字列は、定義時の文字ピッチで矩形内を自動的に折り返して印刷されます。ユーザーアプリケーションでは、行内の項目の終端を意識する必要はありません。さらに、矩形項目は、これを一つの帳票とみなして上下左右の余白を指定したり、項目内の改行の高さや改行時の上端下端合わせも指定できます。ただし、矩形項目には、以下の動作仕様があります。
-
デバイスフォントの指定は無効になり、「MS 明朝」に置き換えられて印刷されます。
-
項目下線は無効になります。
-
文字下線や抹消線は文字列の前後にある空白以外の文字に対して出力されます。
また、MeFt V6.0L10では、改行位置を任意に指定できる改行コード機能と、折り返しによる単語の分割を防ぐワードラップ機能が追加されました。-
改行コード機能は、矩形固定リテラル項目と矩形英数字項目および矩形混在項目で有効です。矩形固定リテラル項目では項目定義時に[Ctrl]キー+[Enter]キーを挿入し、矩形英数字項目と矩形混在項目ではプリンタ情報ファイルのLFCODEで改行コードとして使用する値を16進2桁で指定します。
-
ワードラップ機能は矩形英数字項目および矩形混在項目で有効です。対象となるデータは、前後を空白または改行コードで囲まれた連続した英数字データ(ASCIIの0x21 ~ 0x7e )です。
MeFt V10.0では、矩形日本語項目で改行コード機能を指定できるようになりました。-
矩形日本語項目では、プリンタ情報ファイルにLFCODEJP Yを指定した場合、LFCODEで指定した改行コードで改行します。
-
製品・サービス情報 |
|
||||
---|---|---|---|---|---|
アンサー種別 | 技術サポート |