ファイルユーティリティの機能をコマンドとして利用できますか?

ファイルユーティリティの機能をコマンドとして利用できますか?
NetCOBOLおよびPowerCOBOL97 V5.0以降では、ファイルユーティリティの主な機能がコマンドとして提供されています。DOSのコマンド同様、コマンド名と引数を指定して実行します。
使用できる機能は、以下のとおりです。詳細は、COBOLの使用手引書を参照してください。
  • ファイル変換:テキストファイルから可変長形式のレコード順ファイル、または可変長形式のレコード順ファイルからテキストファイルを作成します。
  • ファイルロード:可変長形式のレコード順ファイルからレコード順ファイル/相対ファイル/索引ファイルを作成します。
  • ファイルアンロード:レコード順ファイル/相対ファイル/索引ファイルからから可変長形式の順ファイルを作成します。
  • ファイル表示:ファイルの内容をレコード単位に文字形式と16進形式で表示します。
  • ファイル整列:レコード中の任意のデータ項目をキーとして、ファイル中のレコードを昇順または降順に整列します。
  • ファイル属性:索引ファイルの属性情報(レコード長、レコード形式、キー情報など)を表示します。
  • ファイル復旧:プロセスの異常終了などのために、クローズ処理が正常に行われなかった索引ファイルを、再度正常にアク セスできるように復旧します。
  • ファイル再編成:索引ファイルの空きブロックを削除し、再編成した内容を別の索引ファイルに出力します。

また、アプリケーションからCALL文を使用して、関数呼び出しで実行することもできます。関数呼び出しの場合は、変換、ロード、アンロード、整列、再編成の機能のほか、コピー、移動、削除の機能が使用できます。なお、コマンド、関数とも、操作対象は、COBOLファイルシステムが扱うファイルだけです。
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
プラットフォームWindows x86, .NET, Solaris, Linux x86, Linux Itanium
アンサー種別 技術サポート
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