MeFt/Webコントロールの起動用HTMLのページを表示すると、「このコントロールをアクティブ化して使用するには、Spaceキーまたは Enterキーを押してください。」のメッセージが表示され、マウス・クリック操作が必要になります。

MeFt/Webコントロールの起動用HTMLのページを表示すると、「このコントロールをアクティブ化して使用するには、Spaceキーまたは Enterキーを押してください。」のメッセージが表示され、マウス・クリック操作が必要になります。
Internet Explorer用更新プログラム「KB912812」および「KB912945」において、ActiveXコントロールを使用するWebページの処理方法を変更する修正が含まれているため、それらの処理を使用する動作が従来と異なるようになりました。

Windows Updateで最新の「Internet Explorerの累積的なセキュリティ更新 プログラム」を適用することで問題を回避できます。
また、セキュリティ更新プログラムを適用する代わりに、HTMLを修正する ことでも回避できます。回避方法の詳細については、Microsoft社の以下の ページを参照してください。

なお、上記URLの内容と一部重複しますが、簡単な例を以下に示します。

<回避方法1>
外部スクリプトファイルを作成し、そのスクリプトファイル内でActiveXコントロールを貼り付けるためのHTMLを修正します。

[修正前 起動用HTMLの記述例]
---
<OBJECT ID="MeFtWeb1"
CLASSID="CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56"
CODEBASE="http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=9,0,10,1" width="400" height="300">
</OBJECT>
---

[修正後 起動用HTMLの記述例]
---
<SCRIPT src="object.js" LANGUAGE="VBScript"></SCRIPT>
---

[修正後 外部スクリプトファイル(object.js)の記述例]
---
document.write("<OBJECT ID=MeFtWeb1 ")
document.write("CLASSID=CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56 ")
document.write("CODEBASE=http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=9,0,10,1 ")
document.write("width=400 height=300>")
document.write("</OBJECT>")
---

■注意事項
・上記の例では、外部スクリプトファイル(object.js)は、起動用HTMLと同じディレクトリに配置する必要があります。
・データの後に半角空白が必要な場合があります。
例えば、「document.write(" ・外部スクリプトファイル(object.js)の"#version=9,0,10,1"の部分は、利用 している環境のMeFt/Webコントロールのバージョンに合わせて変更してくだ さい。MeFt/Webコントロールのバージョンについては、MeFt/Web説明書の「 MeFt/Webコントロールをサーバ上からダウンロードする」を参照してください。なお、MeFt/Webの緊急修正や応急修正を適用している場合は、MeFt/Web コントロールが更新されている可能性があるため、緊急修正説明書や応急修 正説明書も合わせて確認してください。

<回避方法2>
外部スクリプトファイルを作成し、そのスクリプトファイル内に、ActiveXコントロールを貼り付けるための関数を定義します。VBScript部分を関数化してパラメーターを渡せるようにします。

[修正前 起動用HTMLの記述例]
--
<OBJECT ID="MeFtWeb1"
CLASSID="CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56"
width="400" height="300"
CODEBASE="http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=9,0,10,1"> </OBJECT>
--

[修正後 起動用HTMLの記述例]
---
<SCRIPT src="object.js" LANGUAGE="VBScript"> >/SCRIPT> <SCRIPT LANGUAGE="VBScript"> CreateMeFtWeb "400", "300" </SCRIPT >
---

[修正後 外部スクリプトファイル(object.js)の記述例]
---
Sub CreateMeFtWeb(WIDTH, HEIGHT)
document.write("<OBJECT ID=MeFtWeb1 ")
document.write("CLASSID=CLSID:61F12C43-5357-11D0-9EA0-00000E4A0F56 ")
document.write("CODEBASE=http://hostname/MeFtWeb/meftweb.cab#version=9,0,10,1 ")
document.write("width=""" & WIDTH & """ height=""" & HEIGHT & """>")
document.write("</OBJECT >")
End Sub
---
■注意事項
・上記の例では、外部スクリプトファイル(object.js)は、起動用HTMLと同じディレクトリに配置する必要があります。
・データの後に半角空白が必要な場合があります。
例えば、「document.write("<OBJECT ID=MeFtWeb1 ")」の 「MeFtWeb1」のあとに半角空白が必要です。
・外部スクリプトファイル(object.js)の"#version=9,0,10,1"の部分は、利用している環境のMeFt/Webコントロールのバージョンに合わせて変更してくだ さい。MeFt/Webコントロールのバージョンについては、MeFt/Web説明書の「 MeFt/Webコントロールをサーバ上からダウンロードする」を参照してください。なお、MeFt/Webの緊急修正や応急修正を適用している場合は、MeFt/Web コントロールが更新されている可能性があるため、緊急修正説明書や応急修 正説明書も合わせて確認してください。


製品・サービス区分 NetCOBOL
製品・サービス情報
対象製品NetCOBOL
バージョン
プラットフォームWindows (x86)
アンサー種別 技術サポート
このページの先頭へ