Interstage Navigator ServerのNavigatorクライアントにおいて、通常は[レイアウトの指定]画面が表示されるところで、[Navigatorクライアント]のメイン画面表示状態のまま操作を受け付けなくなりました。
- Navigatorクライアントにおいて、通常は[レイアウトの指定]画面が表示されるところで、[Navigatorクライアント]のメイン画面表示状態のまま操作を受け付けなくなりました。原因と対処方法について教えてください。
- 【原因】
マルチディスプレイからシングルディスプレイに変更したことにより、画面の表示域の外にレイアウトの指定画面が表示されている可能性があります。
Navigatorクライアントは、レイアウトの指定画面の表示位置(画面上のX座標、Y座標)を定義ファイルに覚えておき、次回起動時には前回と同じ場所に表示させています。そのため、マルチディスプレイの環境で[レイアウトの指定] 画面をセカンドディスプレイに表示させた状態で操作していた後、マルチディスプレイからシングルディスプレイに変更すると、[レイアウトの指定] 画面がディスプレイ画面の表示域から外れて表示されなくなります。
【対処】
対処1を実施してください。対処1で解消されない場合には、対処2を実施してください。
(注意事項)
対処2を実施した場合、Navigatorクライアントの定義情報を初期化するため、接続時の情報やアプリケーションの登録情報などがすべて削除されます。
■対処1
以下のいずれかの手順で[レイアウトの指定] 画面をディスプレイの左端に表示してください。
- タスクバーにNavigatorクライアントが表示されている場合
タスクバーでNavigatorクライアントを選択してから、Windowsキー + 左矢印キー(←) を押します。 - タスクバーにNavigatorクライアントが表示されていない場合
Alt+TABを押してNavigatorクライアントを選択してから、Windowsキー + 左矢印キー(←) を押します。
■対処2
- エクスプローラを起動します。
- Navigatorクライアントの定義ファイル「SymNavi.INI」を確認します。「SymNavi.INI」は以下のいずれかに格納されています。
□C:¥Windows¥SymNavi.INI
□C:¥ユーザー¥<ユーザ名>¥AppData¥Local¥VirtualStore¥Windows¥SymNavi.INI
※AppDataのフォルダが表示されない場合には、エクスプローラのツールメニューより、
隠しフォルダを表示するに設定を変更してください。
□<インストールディレクトリ>¥bin¥SymNavi.INI
例)インストールディレクトリがC:¥NAVICLの場合、定義ファイルはC:¥NAVICL¥bin¥SymNavi.INI - 確認した「SymNavi.INI」を「SymNavi.INI.bak」など別の名前に変更します。
- Navigatorクライアントを再起動し、レイアウトの指定画面が表示されることを確認します。
- タスクバーにNavigatorクライアントが表示されている場合
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