Interstage Navigator Serverにおいて、ユーザ管理コマンドの実行に必要な環境変数とその設定方法について教えてください。

OSがSolarisまたはLinuxの場合に、ユーザ管理コマンドの実行に必要な環境変数とその設定方法について教えてください。

対象のコマンド
rn_start(運用の開始コマンド)
rn_shut(運用の停止コマンド)
rn_showuser(利用者の使用情報の表示コマンド)
rn_sndmsg(メッセージ通知コマンド)
rn_locklogon(ログオンの規制設定/解除コマンド)
rn_killuser(クライアントの強制切断コマンド)
ユーザ管理コマンドは、Navigatorサーバの環境設定ファイルで指定している以下の環境変数に対し、環境設定ファイルと同じ値をコマンドの実行環境の環境変数に設定してから実行する必要があります。
設定する環境変数は、専用のシェルスクリプトを作成し、コマンドの実行前にドットコマンドやsourceコマンドにより設定することを推奨します。

  • Solaris
    • PATH
    • LD_LIBRARY_PATH
    • LANG
    • RN_CHARACTER_SET
    • RN_DLOPEN_OPTION(*1)
    • RN_CONF_FILE(*2)
  • Linux
    • PATH
    • LD_LIBRARY_PATH
    • LANG
    • LC_ALL
    • RN_CHARACTER_SET
    • RN_DLOPEN_OPTION(*1)
    • RN_CONF_FILE(*2)

(*1)Navigatorサーバの環境設定ファイルに記述されている場合には設定が必要です。

(*2)Navigatorサーバの環境設定ファイルの絶対パスを設定値に指定します。


以下はLinux環境において、Bシェルで運用の開始コマンド(rn_start)を実行する場合の例です。
パスや設定値はご利用の環境に合わせて設定してください。

# PATH=/opt/FJSVenavi/bin64:/opt/FSUNrdb2b/bin:/usr/bin:/bin; export PATH
# LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVenavi/bin64:/opt/FSUNrdb2b/lib:/opt/FJSVrdb2b/lib/lib64:/opt/FSUNiconv/lib64; export LD_LIBRARY_PATH
# LANG=C; export LANG
# LC_ALL=C; export LC_ALL
# RN_CHARACTER_SET=SJIS; export RN_CHARACTER_SET
# RN_CONF_FILE=/opt/FJSVenavi/etc/rnd.conf; export RN_CONF_FILE
#
# rn_start


[注意事項1]
ユーザ管理コマンドは、ユーザ管理機能が有効な場合に利用可能なコマンドです。
ユーザ管理機能を有効にするには、Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下の環境変数を設定する必要があります。

・RN_USER_CONTROL=YES

[注意事項2]
環境変数の設定に誤りがある場合、例えば以下のエラーが発生します。

    rn_xxx: error while loading shared libraries: libKVRCSYSC.so:
    cannot open shared object file: No such file or directory
製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Navigator Server
バージョン V9,V8,V7,V6
プラットフォーム Solaris,Linux
アンサー種別 技術サポート
このページの先頭へ