Interstage Navigator Serverにおいて、カタログ管理機能のカタログ管理者を追加する手順を教えてください。

Windows版のNavigatorサーバ環境において、カタログ管理機能のカタログ管理者を追加する手順について教えてください。
Windows版のNavigatorサーバ環境において、カタログ管理機能のカタログ管理者を追加する手順について説明します。

  1. カタログ管理機能の停止
    1. Webコンポーネントのワークユニットの停止
      Interstage Application Serverの管理コンソールでWebコンポーネントのワークユニットを選択し[停止]ボタンを押下して停止します。
    2. カタログの停止
      Windows OSのサービス操作画面で「Interstage Navigator Web Component」サービスを停止します。

  2. カタログ管理者の定義ファイルの変更
    1. user.lstファイル(格納場所: <Webコンポーネントインストールディレクトリ>\conf\user.lst)
      テキストエディタなどで、すでに登録されているカタログ管理者の定義を複写して、ファイルの最後に追加します。
      ユーザ名、ユーザID、コメント(省略化)の3箇所を変更してください。
      カタログ管理者は、Navigatorサーバに登録済みのユーザです。また、カタログ管理者を登録するにあたり、ユーザIDを確認しておく必要があります。
      以下は、カタログ管理者の定義文です。複写する定義文は以下の単位で複写してください。
      「ユーザ名」:
             ID=「ユーザID」
             TYPE=USER
             ADMINISTRATOR=YES
             COMMENT=「コメント」
             FUNCTIONALPRIVILEGE=CATALOG
             SERVICEPRIVILEGE=AUTHENTICATION,AUTHORIZATION,CATALOG,CUBE,DIRECTORY,EVENT,OLAP,SCHEDULER
    2. update.defファイル(格納場所: <Webコンポーネントインストールディレクトリ>\bin\update.def)
      テキストエディタなどで、すでに登録されているカタログ管理者の定義を複写して、定義されているカタログ管理者に続けて追加します。
      追加した定義文のユーザ名部分を変更してください。
      以下は、カタログ管理者の定義文です。
      複写する定義文は以下の単位で複写してください。ユーザ名以外は変更しません。
      「ユーザ名」
      {
          access[*](255,REPLACE);
          access[SCHEDULER,DIRECTORY,CONNECTIONS,ADDRESSBOOK](127,REPLACE);
          access[SCHEDULE_SETTINGS](3,REPLACE);
          access[NOTIFICATION_SETTINGS](3,REPLACE);
      }
    3. update.defファイルのコンパイル
          修正したupdate.defファイルをコンパイルし、wspolicy.obsファイルを作成します。
          コンパイルする前にInterstage Application ServerのJDKの環境が設定されていることをsetコマンドで確認してください。
          例) 環境変数JAVA_HOME、PATHにJDK5の環境が指定されている場合
          手順1:環境変数の確認
          > set
          > JAVA_HOME=C:\Interstage\JDK5
          > PATH= C:\Interstage\JDK5\bin;~(省略)~
          手順2:update.defのコンパイル
          > cd <Webコンポーントインストールディレクトリ>\bin
          > java -classpath . commserver.utility.policytool.wspolicytool -make update.def
          Reading from file update.def.......
          Parsing finished successfully.......
          Output file wspolicy.obs generated successfully.......
    4. ファイルの改名
          出力されたwspolicy.obsをupdate.obsに改名します。
          update.obsがすでにある場合、事前に削除しておく必要があります。
          例)
          > del update.obs
          > rename wspolicy.obs update.obs

  3. カタログ管理機能の起動
    1. カタログ管理機能の起動
      Windows OSのサービス操作画面で「Interstage Navigator Web Component」サービスを開始します。
    2. Webコンポーネントのワークユニットの起動
      Interstage Application Serverの管理コンソールでWebコンポーネントのワークユニットを選択し、[起動]ボタンを押下して起動します。
製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Navigator Server
バージョン V9
プラットフォーム Windows
アンサー種別 技術サポート
このページの先頭へ