Interstage Job Workload Serverにおいて、ジョブログにBTFW62016のエラーメッセージが出力されて、ジョブの実行に失敗します。

ジョブログにBTFW62016のエラーメッセージが出力されて、ジョブの実行に失敗します。
原因と対処方法を教えてください。

メッセージ例
FSP_INTS-JOB_BTFW: ERROR: 62016: Failed to get reservation of file size in the filesystem. : JOBNAME='xxxx' JOBNO='yyyy' JOBSTEPNAME='zzzz' RESOURCE NAME='xxxx' FILENAME='yyyy' PATH='zzzz' PRIMARY QUANTITY='0K'
[原因]
運用において、マニュアルでの禁止事項とされている以下の操作を行っていることが原因です。
  • ジョブ実行中に作成したファイルをバッチジョブ定義の設定で削除せずに、保持していたファイルをOSのrmコマンドなどで削除する

バッチジョブ定義の設定でファイルを削除せずにrmコマンドでの削除を繰り返すと、ファイル管理機能が管理する論理上の使用可能容量が補正されず、枯渇した状態になります。

[対処方法]
以下の対処を実施してください。

  1. ファイル管理機能が管理する容量情報を最新化する
    ファイルシステムの最新使用容量の反映コマンド(btfwrefreshdiskinf)を投入してください。
    ファイル管理機能の管理する容量情報にファイルシステムの最新のディスクの容量情報が反映されます。


  2. ジョブの再実行
    当該ジョブを再実行してください。


  3. また、根本的な対処としては、以下の方法で対処してください。

  4. バッチジョブ定義でのファイルの削除
    rmコマンドでファイルを削除せず、バッチジョブ定義で、ファイル管理機能を介してファイルを削除してください。
    例えば、以下の方法があります。

    • ファイルを最後に使用したジョブステップが正常に終了した時点でファイルを削除する。


    バッチジョブ定義の資源定義(資源定義設定ダイアログ)で、削除したいファイルに対して、以下を設定します。

     [資源の後処理]-[ジョブステップが正常終了した場合]-[削除]ボタンを選択

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Job Workload Server
バージョン V9
プラットフォーム Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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