Interstage Application Serverにおいて、32ビット環境から64ビット環境へJavaアプリケーションを移行したところ、32ビット環境で発生していなかったEXTP4435メッセージが、64ビット環境で出力されます。

32ビット環境から64ビット環境へJavaアプリケーションを移行したところ、32ビット環境で発生していなかったEXTP4435メッセージが、64ビット環境で出力されます。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
64ビットOS上で、JDK/JREの実行モードが64ビットモードのJavaプログラムを動作させる場合、32ビットOSでの設定に対して、1.5~2倍のJavaヒープ量が必要です。これは、1オブジェクトあたりに必要となるメモリ域の大きさが32ビット版よりも大きくなっているためです。そのため、他システムで動作していたアプリケーションを移植する際、同じ設定で動作させた場合、OutOfMemoryErrorが発生するか、ガーベジコレクション(GC/Full GC)による性能への影響が考えられます。

[対処方法]
32ビット環境から64ビット環境へのJavaアプリケーション移行時には、再度Javaヒープのチューニングを実施してください。以下のマニュアルを参照してください。

  • V9.3.0(Windows 32ビット版)
    Interstage Application Server 使用上の注意
     第3章 注意事項
      3.19 JDK/JREの注意事項
       3.19.17 32ビットOSから64ビットOSへの移植時の注意事項


なお、上記以外の製品バージョン/レベルにつきましては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8
プラットフォーム Windows, Linux
アンサー種別 構築(導入/移行)
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