Interstage Application Serverにおいて、Javaヒープのチューニングを実施しましたが、「EXTP4368: JavaVMでメモリ不足の危険性があります: ~ DETAIL=Inefficent garbage collections are run with the short intervals」が頻発します。
- Javaヒープのチューニングを実施しましたが、「EXTP4368: JavaVMでメモリ不足の危険性があります: ~ DETAIL=Inefficent garbage collections are run with the short intervals」が頻発します。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が大き過ぎる場合、アプリケーションの実行時特性によっては、Old世代領域にある程度の大きさの空きがあってもFullGCが発生しやすくなり、該当のEXTP4368メッセージが出力されやすい場合があります。
また、その状態において、アプリケーションが短い間隔でjava.lang.System#gc()を実行していた場合は、EXTP4368メッセージがより出力されやすい状態となります。
なお実行するアプリケーション自体としてjava.lang.System#gc()を実行していない場合でも、Java VMオプションとして、例えば、"-Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval=60000 -Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=60000"のようにチューニング設定されていると、java.lang.System#gc()によるFullGCが60000ミリ秒(=1分)間隔で自動的に発生するため、EXTP4368メッセージが出力されやすくなります。
[対処方法]
Javaヒープ域全体に対するNew世代領域の占める割合が妥当か確認してください。また"-Dsun.rmi.dgc.client.gcInterval"、"-Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval"を設定している場合は、設定した値が妥当か確認してください。
製品・サービス区分 | Interstage | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
製品・サービス情報 |
|
||||||
アンサー種別 | 運用/保守 |