Interstage Application Serverのメッセージ集で、EXTP4368の説明にある、「SIZE: 警告発生時に不足していたヒープサイズ」および「SIZE: 警告発生時に不足していたPerm領域サイズ」とは、new演算子でオブジェクトを生成するときに不足していたサイズですか?

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メッセージ集のEXTP4368の説明にある、「SIZE: 警告発生時に不足していたヒープサイズ」および「SIZE: 警告発生時に不足していたPerm領域サイズ」とは、new演算子でオブジェクトを生成するときに不足していたサイズですか?
new演算子でオブジェクトを生成するときに不足していたサイズではありません。最大Javaヒープサイズ(-Xmxオプションで指定するメモリ割り当てプールの最大サイズ)、または最大Perm領域サイズ(-XX:MaxPermSizeで指定するPermanent世代領域の最大サイズ)に対する不足サイズで、サイズを増やす場合の追加量の目安を表示しています。
追加量の求め方は、Interstage Application Serverのバージョンおよび修正適用レベルにより、次のように異なります。

  • Interstage Application Server V6/V7(PG41739を含む緊急修正を適用していない場合):
    JavaヒープまたはPerm領域が、最大Javaヒープサイズまたは最大Perm領域サイズの大きさだけ、常に使用され続けると想定して、その使用状況でガーベジコレクション処理の実行効率が最も良い状態(FullGCの実行回数が最も少ない状態)となるJavaヒープ領域またはPerm領域の大きさを求め、その値となるための追加量を通知しています。
    ガーベジコレクション処理にとっての理想値として求めた値を表示しているため、値が大きく表示される場合があります。この場合は、現在の最大値の20%の値を目安にしてください。


  • Interstage Application Server V6/7(PG41739を含む緊急修正を適用している場合)、または、V7.0.1(V7.0L11)以降:
    JavaヒープまたはPerm領域が、最大Javaヒープサイズまたは最大Perm領域サイズの大きさだけ、ある一時期(負荷ピーク時期)において使用され続けると想定して、その使用状況でガーベジコレクション処理の実行効率が最も良い状態(FullGCの実行回数が最も少ない状態)となるJavaヒープ領域またはPerm領域の大きさを求め、その値となるための追加量を通知しています。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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