Interstage Application Serverにおいて、Solarisで実行中のJavaプロセスのCヒープ使用状況はどのように確認できますか?
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- Solarisで実行中のJavaプロセスのCヒープ使用状況はどのように確認できますか?
- pmap -rコマンドにより確認できます。pmapの表示はOSやバージョンによって異なりますが、Solarisにおけるpmapの出力例は以下のとおりです。
27266: /opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/java -Xmx1g -Xms1g a
00010000 72K r-x---- /opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/java
00030000 16K rwx---- /opt/FJSViaps/openjdk/jdk8/bin/java
00034000 1528K rwx---- [ heap ]
B3A7E000 8K rwx-R-- [ stack tid=15 ]
:
total 1138712K
確認手順-
一番下に表示されている現在プロセスで使用している領域の合計値が、プロセスで使用可能なメモリサイズの上限値(4GB(-α))に近い場合は、注意が必要です。
-
[ heap ] と表示されているのがCヒープで、一番左が開始アドレス、左から二番目が領域のサイズです。
上記例では、0x00034000 から始まるCヒープ領域は、1528K を足した0x001B2000までとなります。この時、次の0xb3a7e000から始まる領域までは、まだ余裕があると判断できます。
なお、運用中にod10723またはod10728のメッセージが出力され、Cヒープ不足が原因として考えられる場合は、上記の方法で確認することができます。 -
製品・サービス区分 | Interstage | ||||||
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アンサー種別 | 運用/保守 |