Interstage Application Serverにおいて、PROVIDER_URLに何を指定すればよいですか?

Interstage Application ServerのJNDIを使用し、Oracleへ接続し、Interstageのコネクションプーリング機能を使用したいのですが、環境設定において、PROVIDER_URLやFile System Service Providerについて、内容をどのように確認したらいいか教えてください。
PROVIDER URLは、.bindingsファイルの作成/格納ディレクトリを指しています。
デフォルトでは"file:/opt/FJSVj2ee/var/jndi"となっており、.bindingsファイルを「作成する」の設定にしている場合には特に変更する必要性はありません。

File System Service Providerについては、Sun Microsystems社が提供しているNaming Serviceになります。
なお、File System Service Providerは製品に添付されており、デフォルトは製品添付のものが動作しますので、特にSun Microsystems社よりダウンロードして使用する必要性はありません。

Sun Microsystems社からダウンロードして使用するのは、Interstage旧VLでは、製品にSun Microsystems社のFile System Service Providerを添付していなかったため旧VLからバージョンアップした際、File System Service Providerは旧VLと同じものを使用したいユーザがいた場合を想定して、ユーザ任意のFile System Service Providerを指定できるようにしているため、このような説明になっています。

定義情報には以下があります。

 クラス名「com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory」

クラス名が、File System Service Providerと考えてください。
また、PROVIDER_URLは、そのFile System Service Providerのオブジェクトをバインド(登録)する先と考えてください。

NamingServiceに、File System Service Provider(=クラス名「com.sun.jndi.fscontext.RefFSContextFactory」)を使用し、そのNamingServiceのオブジェクトのバインド先(登録先)が、PROVIDER_URLになります。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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