Interstage Application Serverにおける、InfoProvider ProのKeep-Alive機能について

InfoProvider ProではKeep-Alive機能をサポートしていますか?
持続接続という意味ではKeep-Aliveをサポートしていますが、以下の仕様となります。

InfoProvider ProはHTTP/1.1のPersistent-Connection(Connectionヘッダ)をサポートしていますが、Keep-Aliveヘッダによる持続接続についてはサポートしていません。

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InfoProvider Proは以下の場合に、パーシステントコネクションによる接続の継続を行っています。

- クライアントから要求がHTTP/1.1である
- 環境定義のhttp-verに11が指定されている(または省略値)
- 環境定義のfilter-fileが指定されていない
- 要求がファイル取り出しである

また、パーシステントコネクションの切断は以下のタイミングで行っています。

- Connection:close ヘッダを受け付けた場合
- Connection:Keep-Aliveヘッダを受け付けた場合
(IE4.0はKeep-Aliveを常に送ってきており、IPPから切断のタイミングがつかめないため、将来、この仕様は変更する可能性あり)
- 環境定義のconnection-limitの時間を超えた場合
- エラーが発生した場合
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持続接続が行われるのは静的コンテンツのみであり、CGIアプリケーションからの返却時はコネクションがクローズされます。

Servletサービスなどのフィルタアプリケーションを使用している場合はHTTP/1.0の動作となるため、毎回コネクションはクローズされます。
また、クライアントからKeep-Aliveヘッダが指定されてきた場合は、コネクションをクローズします。

持続接続の時間設定については最大接続時間(connection-limit)という定義があります。
最大接続時間(connection-limit)の設定については、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server Webサーバ運用ガイド(InfoProvider Pro編)
  環境作成
   InfoProvider Pro環境定義ファイルの設定
    定義項目詳細
     最大接続時間

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V6, V5
プラットフォーム Windows, Solaris
アンサー種別 構築(導入/移行)
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