Interstage Application Serverのイベントサービス起動時に、イベントログ、または、システムログに「ユニットの起動に失敗しました。」のエラーが出力されます。

Interstage Application Serverの技術情報はこちら

イベントサービス起動時にイベントログ、またはシステムログに「ES: エラー: es11105: [tttttt] ユニット(%s1)の起動に失敗しました。CODE=10012」のエラーが出力されます。原因と対処方法を教えてください。
Interstage管理コンソールで作成したユニットの設定情報、または、esmkunitコマンドのユニット定義ファイルで指定した格納ディレクトリが参照できないか、またはディレクトリ配下のファイル(estranfile、essysmsgfile、essysqfile、esmsgfile0、esuserqfile)が存在していない可能性があります。格納ディレクトリおよびファイルが存在しているかを確認してください。
1つでもファイルが存在しない場合は、以下の手順で対処してください。

  • イベントサービス運用コマンドを使用する場合
    1. es11105メッセージで出力されたユニット%s1上に割り当てられた、すべてのイベントチャネルをいったんesrmchnlコマンドで削除します。なお、ユニット%s1上に割り当てられたイベントチャネルは、“essetcnfchnl -d”の出力結果で、unitid項目にユニット%s1と出力されているイベントチャネルが対象です。

    2. esrmunitコマンドでユニット%s1を削除します。

    3. esmkunitコマンドでユニット%s1を再作成します。

    4. 1.で削除したすべてのイベントチャネルをesmkchnlコマンドで作成します。


  • Interstage管理コンソールを使用する場合
    1. JMSおよびイベントサービスのイベントチャネルの状態表示で、ユニット%s1を使用しているイベントチャネルをすべて削除します。

    2. 保存先(ユニット%s1)を削除します。

    3. 保存先(ユニット%s1)を作成します。

    4. 1.で削除したすべてのイベントチャネルを作成します。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ