Java VMで、初期ヒープサイズとして「-Xms1024m」を指定した場合に、初期ヒープサイズが起動時から獲得されますか?

Java VMで、初期ヒープサイズとして「-Xms1024m」を指定した場合に、初期ヒープサイズが起動時から獲得されますか?
起動時から獲得されます。Javaのオプション-Xmx、および-Xmsは、指定により、以下のような動作となります。
  1. -Xmxで指定された大きさの連続域を予約(リザーブ)します。
    FJVMのNew世代領域サイズ自動調整機能が有効な場合は、「-Xmxで指定された大きさ+自動調整機能用の作業域の大きさ(-Xmxで指定された大きさの2/3)」の連続域を予約(リザーブ)します。

  2. -Xmsで指定された大きさのメモリを、1.で予約したアドレス範囲内で割り当てます(コミット)。

以降、Java VMは、処理の要求に応じて、-Xmsで指定された大きさから-Xmxで指定された大きさの範囲で、メモリ割り当てを増減します。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守