Javaのヒープサイズを3GB指定で運用中に、EXTP4367(Java VMからの応答がありません)が多発します。原因と対処方法を教えてください。

Javaのヒープサイズを3GB指定で運用中に、EXTP4367(Java VMからの応答がありません)が多発します。原因と対処方法を教えてください。
物理メモリ不足により、スワップアウトが発生し、時間がかかっていた可能性があります。アプリケーションで2GBを超えるようなヒープサイズが本当に必要かを見直してください。利用者数などの関係でどうしても必要な場合は、プロセス多重度を増加するなどの対処を行い、1プロセスあたりのメモリ(ヒープ)負荷を下げてください。
例えば、Solaris 9の場合OSの制約により、例えどのくらい実メモリを搭載したとしても、1プロセスで利用可能なメモリサイズは、javaプロセスに限らず、一般的に4GB(-α)程度です。どのようなプロセスでも、最大で3GB程度のメモリ使用を上限とするのが現実的です。
さらに、JavaではJavaオブジェクトを格納するヒープ域の他に、同プロセス内で動作するスレッドの作業域、OS処理やJava VMなどのネイティブモジュールで使用する作業域(Cヒープ)が必要なため、性能などを考慮した実用サイズ(-Xmxの指定値)は、最大でも2GB程度が適当です。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Solaris
アンサー種別 運用/保守
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