Javaアプリケーションを実行すると、「hsperfdata_ユーザ名」というフォルダ(またはディレクトリ)が作成されますが、これは何ですか?資産として、バックアップ保存する必要はありますか?

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Javaアプリケーションを実行すると、「hsperfdata_ユーザ名」というフォルダ(またはディレクトリ)が作成されますが、これは何ですか?
資産として、バックアップ保存する必要はありますか?
JDK1.4.2以降では、Javaプロセス動作時(Javaアプリケーション動作時)に、Java VMはシステムの一時作業領域(注)に「hsperfdata_ユーザ名」というフォルダ(またはディレクトリ)と、その配下に数字名の一時ファイルを作成します。
これは、Java VM動作中に内部的に使用するファイルで、Java VMの動作中以外は不要となりますので、資産として、バックアップ対象とする必要はありません。
なお、Windowsシステムにおいては、Javaプロセスがこの一時ファイルを占有しますので、Javaプロセス動作中にバックアップすることはできません。
また、Javaプロセス動作中にこの一時ファイルを移動または削除すると、Javaを使用したシステム動作に影響を与えますので、Javaプロセスの動作中は、移動・削除しないでください。

(注)LinuxおよびSolarisの場合は、/tmp配下。Windows OSの場合は、Windows OSのフォルダ直下など(具体的にはWin32 APIのGetTempPath()が返却する値の場所)。
製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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