Interstageシングル・サインオンの保護リソースに設定されているコンテンツが、サインオフ後も表示されます。

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Interstageシングル・サインオンの保護リソースに設定されているコンテンツが、サインオフ後も表示されます。原因と対処方法を教えてください。
Microsoft Edgeの動作変更により、保護リソースに設定しているフレーム内のコンテンツがキャッシュされる場合があります。この場合、サインオフ後にキャッシュされたコンテンツが表示されることがあります。
frameまたはiframeのsrcで指定するURLが保護リソースであり、かつ親のHTMLが保護リソースではない場合、本現象が発生する可能性があります。
以下のいずれかの方法でキャッシュを抑止してください。
  1. フレームページを保護リソースに設定する。
  2. Webアプリケーションでフレームページを返却している場合、HTTPレスポンスヘッダに以下の値を設定する。
     - ブラウザと業務サーバ間の接続がHTTP/1.1の場合
      Cache-Control:no-cache,no-store
      Pragma:no-cache
     - ブラウザと業務サーバ間の接続がHTTP/2の場合
      Cache-Control:no-cache,no-store
  3. フレームページが静的コンテンツで固定のHTMLをWebサーバが返却している場合、環境定義ファイルhttpd.confを修正し、上記HTTPヘッダが設定されるようにする。

以下はLinux環境かつHTTP/1.1で接続した場合のhttpd.confの修正例です。
/opt/FJSVahs/htdocs/ninka_html2/frame.htmlのキャッシュを無効にしています。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョンV13
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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