Interstage Application Serverにおいて、Javaプロセスをpsコマンドで監視したところ、RSSが増加しています。
- Interstage Application Serverにおいて、Red Hat Enterprise Linux 6、7 (for x86) 版 JDK/JRE 5、JDK/JRE6およびJDK/JRE7で起動したプロセスに対してpsコマンドでRSSをみると、 Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) 版JDK/JREのプロセスに対する値より大きく表示される場合があります。
- 以下の違いがあるため、Red Hat Enterprise Linux 6、7 (for x86) 版 JDK/JREの方がRSSが大きく表示される場合があります。
・Red Hat Enterprise Linux 6、7 (for x86) 版 JDK/JRE 5、JDK/JRE 6、JDK/JRE 7
Java VMがJavaヒープ領域を利用可能な状態にした(コミットした)ときに、コミットしたサイズが、RSSに含まれて表示されます。
例えば、javaコマンド起動時に、オプション-Xms に指定した値(指定しない場合はデフォルト値)が、コミットされますが、コミットされたサイズがRSSに含まれます。
・Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) 版 JDK/JRE 5、JDK/JRE 6、JDK/JRE 7
Java VMがJavaヒープ領域を利用可能な状態にした(コミットした)後に、実際にコミットした領域を使用したときに、使用したサイズがRSSに含まれて表示されます。
例えば、javaコマンド起動時に、オプション-Xms に指定した値(指定しない場合はデフォルト値)が、コミットされますが、実際に使用していなければ必ずRSSに含まれるとは限りません。
Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) のOS障害(メジャーフォルトが多く発生する障害)に対応するため、Red Hat Enterprise Linux 6、7(for x86) 版 JDK/JRE 5、JDK/JRE 6、JDK/JRE 7
は、上記の動作になっています。
製品・サービス区分 | Interstage | ||||||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |