Web/Servletコンテナ動作中にサーバー上に配備されているJSPファイルを置き換える場合の注意事項はありますか。

Web/Servletコンテナ動作中にサーバー上に配備されているJSPファイルを置き換える場合の注意事項はありますか。
Web/Servletコンテナ動作中にサーバー上に配備されているJSPファイルを直接置き換える場合、以下の点に注意する必要があります。

<注意事項>
cpコマンドで置き換える場合は、JSP更新チェックが動作したタイミングによって、コピー途中のJSPファイルの内容が読み込まれる場合があります。
その場合、真っ白な画面が表示されたり、JSPのコンパイルエラーが発生することがあります。また、以降は再度JSPが置き換わるまで、上記状態が継続します。

<回避方法>
mvコマンドを使用することで、未然に防ぐことができます。
なお、移動元と移動先が同一筐体のハードディスク上となるよう考慮が必要です。

例) Linux版 V11.0.0 JavaEE IJServerクラスタにモジュールを配備している場合
cp -p /dsk1/webapps/foobar/foo/bar/baz.jsp /dsk0/webapps/foobar/foo/bar/baz.jsp
mv /dsk0/webapps/foobar/foo/bar/baz.jsp [Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/applications/[アプリケーションタイプ]/[アプリケーション名]/foo/bar/baz.jsp

※デフォルトのJava EE共通ディレクトリは /var/opt/FJSVisjee です。

<回復方法>
cpコマンドで直接置き換えたりmvコマンドで別筐体のハードディスク上から直接置き換えた際に上記現象が発生した場合、touchコマンド等でJSPファイルの更新日付を更新することで回復可能です。
製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V11, V10, V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Linux
アンサー種別 運用/保守
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