Interstage Application Serverにおいて、Javaプロセス(JDK1.3以降)のスレッドのスタックサイズが、-Xssオプションで指定した値と異なります。

Javaプロセス(JDK1.3以降)のスレッドのスタックサイズが、-Xssオプションで指定した値と異なります。理由を教えてください。
「-Xss」オプションは、JavaアプリケーションがJava APIを用いて生成するスレッドのスタック領域の大きさ「スタックサイズ」を指定するオプションです。ただし、スタック領域の実際の管理はOSが行います。そのため、スタック領域に関する管理方法や動作仕様は、JDK/JREを実行する各OSの仕様に依存するので、OSの制御によっては、スレッドのスタックサイズが-Xssオプションで指定したサイズと異なることがあります。なお、Java APIでなく、OS API(注)を利用して生成されるスレッドは、Java VMによる管理の対象外です。それらのスレッドのスタックサイズは、-Xssオプションでは指定できません。

(注)以下のようなOS APIの関数で生成されるスレッドに対しては、-Xssオプションの指定は効きません。

  • Windows環境:_beginthreadex()など

  • Solaris環境:thr_create()など

  • Linux環境:pthread_create()など

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
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