Interstage Application Server Enterprise Editionのために、PRIMECLUSTERに状態遷移プロシジャを登録する手順について
- LinuxでPRIMECLUSTERを使用して、クラスタシステムを構築しています。高信頼性システム運用ガイドに記載されている、状態遷移プロシジャの登録手順と、Linux版のPRIMECLUSTERの導入運用手引書に記載されている、"クラスタアプリケーションの設定"手順との対応を教えてください。
- "Interstage Application Server高信頼性システム運用ガイド"に記載されている状態遷移プロシジャの登録のための操作手順と、"PRIMECLUSTERTM導入運用手引書4.3(Linux版)"に記載されているクラスタアプリケーションの設定手順の対応は次の通りです。
マニュアルでの記載箇所 Linux版PRIMECLUSTERでの操作手順 Interstage Application Server高信頼性システム運用ガイド PRIMECLUSTERTM導入運用手引書4.3(Linux版) (1)Interstage用のuserApplication(クラスタアプリケーション)を作成する。
“Interstageの環境設定”の“クラスタサービス(userApplication)の起動”
“6.7.2.1 スタンバイ運用用クラスタアプリケーションの作成”
(2)作成したuserApplicationのStandbyTransitions属性に、「ClearFaultRequest | StartUp | SwitchRequest」を設定する。
◆操作手順
“4.userApplicationへの状態遷移用プロシジャ用リソース登録”の後半
“「userApplicationの属性」については、「StandbyTransitions」に「ClearFaultRequest | StartUp | SwitchRequest」を設定してください。”“6.7.2.1 スタンバイ運用用クラスタアプリケーションの作成”
(3)プロシジャリソースの事前設定として、状態遷移プロシジャを登録する。
◆操作手順
“1. 状態遷移プロシジャの登録”
“2. 状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの登録”このとき、起動優先順位を“高信頼性システム運用ガイド”の“◆リソースの起動優先度”に従って設定してください。
“6.7.3.6 プロシジャリソースの設定”の“<事前設定>”(=付録E.1)
(4)(1)で作成したuserApplicationに(3)で作成したプロシジャリソース(状態遷移プロシジャ)を登録する。
◆操作手順
“3. userApplicationに状態遷移プロシジャ用リソースのPRIMECLUSTER用リソースとして登録”
“4.userApplicationへの状態遷移用プロシジャ用リソース登録”の前半
“手順3.で作成したすべてのリソースを“4.2.4.1 クラスタサービス(userApplication)の起動”で作成したuserApplicationに登録します。”“6.7.3.6 プロシジャリソースの設定”の“◆操作手順”
(5)GenerateとActivateを実施する。
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“6.7.4 GenerateとActivate”
(6)PRIMECLUSTER対応製品をクラスタサービス登録に登録する。
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“6.7.5 PRIMECLUSTER対応製品のクラスタサービス登録”
Interstageの環境設定および状態遷移プロシジャを登録するための操作手順関しては、以下のマニュアルを参照してください。
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V9.1、V9.2、V9.3
Interstage Application Server高信頼性システム運用ガイド
第4章 クラスタサービス機能
4.2 スタンドアロンサーバの環境設定
4.2.4 Interstageの環境設定Interstage Application Server高信頼性システム運用ガイド
第4章 クラスタサービス機能
4.2 スタンドアロンサーバの環境設定
4.2.5 クラスタサービスの設定
4.2.5.1 PRIMECLUSTERの場合
4.2.5.1.2 状態遷移プロシジャの登録
3.状態遷移プロシジャをuserApplicationに登録
2) 状態遷移プロシジャの登録
◆操作手順なお、上記以外のバージョン/レベルも記事内容は同様のため、こちらを参照してください。
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製品・サービス区分 | Interstage | ||||||
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