Interstage Application Serverにおいて、Java EEアプリケーションからデータソースに対してgetConnection()メソッドを発行したところ、java.sql.SQLExceptionが発生しました。また、メッセージJDBCRA0006がサーバーログに出力されました。

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Java EEアプリケーションからデータソースに対してgetConnection()メソッドを発行したところ、java.sql.SQLExceptionが発生しました。また、メッセージJDBCRA0006がサーバーログに出力されました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
以下の可能性があります。
  • データベースが停止している。

  • データベースとのネットワーク接続に問題がある。

  • JDBC接続プールの設定内容に誤りや不足がある。

  • JDBCドライバが動作するために必要となる環境変数(ORACLE_HOMEなど)の設定に誤りや不足がある。


JDBCRA0006の可変情報に出力されたエラー情報は、JDBCドライバから返却されたメッセージです。そのため、上記の可能性に該当しない場合は、エラー情報を参照して原因を特定してください。
原因が特定できない場合、JDBCドライバ提供元に問い合わせてください。


[対処方法]
以下の対処を行ってください。
  • データベースが正常に動作しているか、確認してください。

  • データベースとの間のネットワーク接続に問題がないか、確認してください。

  • JDBC接続プールの設定内容に問題がないか、確認してください。JDBCドライバが動作するために必要な設定の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

     Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
      第5章 Java EEアプリケーションの運用
       5.14 データベースの環境設定


  • JDBCドライバが動作するために必要となる環境変数(ORACLE_HOMEなど)が正しく設定されているか確認してください。環境変数の設定手順の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

     Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
      第5章 Java EEアプリケーションの運用
       5.14 データベースの環境設定
        5.14.1 JDBCドライバの環境設定
         環境変数の設定


なお、JDBC接続プールに設定した定義情報でデータベースにアクセスできるかを、Ping機能により、事前に確認できます。Ping機能の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

 Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
  第5章 Java EEアプリケーションの運用
   5.14 データベースの環境設定
    5.14.7 Ping機能

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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