Interstage Application Serverで、他サーバへの資源移行後、移行先のInterstage管理コンソールで、OTSの環境変更ができません。

他サーバへの資源移行後、移行先のInterstage管理コンソールで、OTSの環境変更ができません。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
OTSシステムを使用している移行先サーバ環境に、OTSシステムを使用していない移行元サーバ環境の資源を移行しようとした可能性があります。

[対処方法]
資源移行を行う場合、移行先サーバのシステム構成は移行元サーバと同じシステム構成にしてください。

移行先サーバに不整合が発生しているため、以下の復旧手順を実施してください。
  1. 以下のコマンドを実行してInterstageを起動します。

     isstart
  2. 以下のコマンドを実行してOTSシステムの動作環境の設定を行います。

     otssetup -a -f セットアップ情報ファイル
  3. 以下のコマンドを実行してOTSシステムの動作環境を削除します。

     otssetup -d
  4. Interstage管理コンソールを起動して[トランザクションサービス(OTS)詳細設定]で[使用しない]を選択し[適用]します。


復旧後、移行先サーバのシステム構成を移行元サーバと同じシステム構成にしてから資源移行を行ってください。他サーバへの資源移行については「Interstage Application Server 運用ガイド」もしくは「Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)」の以下の節に記載されています。

  • V9.3、V9.2、V9.1
    Interstage Application Server 運用ガイド(基本編) Windows版
     第3章 メンテナンス(資源のバックアップ/他サーバへの資源移行/ホスト情報の変更)
      3.2 他サーバへの資源移行

    なお、上記以外の製品OS、レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。


  • V9.0、V8、V7
    Interstage Application Server 運用ガイド Windows版
     第4章 メンテナンス(資源のバックアップ)
      4.2 他サーバへの資源移行

    なお、上記以外の製品OS、レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。


  • V6、V5
    Interstage Application Server 運用ガイド Windows版
     第5章 メンテナンス(資源のバックアップ)
      5.2 他サーバへの資源移行

    なお、上記以外の製品OS、レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。


  • V4
    INTERSTAGE Application Server オペレーションガイド Windows版
     第8章 メンテナンス(資源のバックアップ)
      8.2 他サーバへの資源移行

    なお、上記以外の製品OS、レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 構築(導入/移行)
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