Interstage Application Serverのフレームワークで、負荷分散装置を使用していると、UJI005とUJI006が発生することがあります。

Apcoordinatorを使用したWEBアプリケーションを負荷分散装置を経由して使用していると、UJI005とUJI006が発生することがあります。原因と対処を教えてください。
[原因]
負荷分散装置が別サーバに処理を振り分けるたびに変更されるセション情報(データBean)を、データBean情報が引き継がれたものとしてアプリケーションが処理しているためです。
ApcoordinatorではセションIDをキーにセション情報の保持を行っています。別サーバに振り分けられた場合、セションIDが変更されます。そのためApcoordinatorでは、データBeanの情報は引き継がれません。

[対処方法]
セション情報(データBean)をApcoordinatorを使用せずに保持するか、または、セション情報(データBean)の引継ぎが必要のない処理に修正してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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