Interstage Application Serverにおける、予兆監視の閾値の変更はできますか?

予兆監視の閾値の変更はできますか?
できません。
システム開発時のJavaヒープ領域に対するチューニング操作は、-verbose:gcオプションやjheapコマンドなどによるJavaヒープ領域の使用状況調査により対応してください。予兆監視による警告メッセージ出力は、開発/チューニング対応などが終わり、定常状態として運用に入ったあと、何らかの要因により突発的に発生する不足状態を検出/感知することが目的です。そのため、仮に小さな閾値に変更して検出された状態を元に、Javaヒープの大きさを調整した場合、不必要に大きな領域をJavaヒープ領域としてしまい、結果的に、
  • システムに対して不必要に大きなメモリ資源を要求してしまう。

  • 対象Javaプロセス内でスタックやヒープなどで使用する領域が小さくなってしまう。

などの悪影響を及ぼす場合も考えられるため、予兆監視機能の閾値は固定値となっています。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 構築(導入/移行)
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