Interstage Application Serverにおける、JDK/JREのパッチ適用で、"The target of this patch is not installed."が出力されます。

JDK/JREのパッチ適用で、パッチに同梱されたupdate.shを実行しましたが、"The target of this patch is not installed."が出力されます。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
適用しようとしているパッチが、適用対象の製品のものでない可能性があります。Linux版Interstage Application ServerのJDK/JREは、対象OS、製品バージョン、および、JDK/JREバージョン別にパッケージを作成しており、修正もそれぞれ異なります。例えば、同じ製品バージョンでも、RHEL3のシステムに、RHEL2.1用の修正を適用することはできません。

[対処方法]
使用しているOS、製品、バージョン、および、JDK/JREバージョンを以下の方法で確認し、対応する正しいパッチを入手し、適用してください。

  • OS

     # cat /etc/redhat-release

    で確認してください。

    [出力例]

    • RHEL3 AS Update3の場合
      Red Hat Enterprise Linux AS release 3 (Taroon Update 3)

    • RHEL2.1 ASの場合
      Red Hat Linux Advanced Server release 2.1AS (Pensacola)


  • 製品、バージョン
    製品添付のソフトウェア説明書で確認してください。
    なお、V7以降では、isprintvlコマンドでも確認できます。
    isprintvlコマンドについては下記のマニュアルを参照してください。

    • V7
      Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
        第30章 保守情報採取コマンド
         30.6 isprintvl


  • JDK/JREバージョン
    インストール時の選択により、JDKまたはJREのどちらかが以下に示すディレクトリにインストールされます。そのため、ディレクトリ名でJDKとJREのどちらか、1.3.xまたは1.4.xのどちらか(または両方)を使用しているか確認できます。

    • JDK 1.3.xを選択した場合: /opt/FJSVawjbk/jdk13

    • JRE 1.3.xを選択した場合: /opt/FJSVawjbk/jre13

    • JDK 1.4.xを選択した場合: /opt/FJSVawjbk/jdk14

    • JRE 1.4.xを選択した場合: /opt/FJSVawjbk/jre14


    なお、パッケージ名と違い、インストールディレクトリは/opt/FJSVawjdkのようなディレクトリにならないことに、注意してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V7, V6
プラットフォーム Linux
アンサー種別 運用/保守
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