Interstage Application Serverにおいて、QualyzerでJavaアプリケーションの情報を収集しようとしたところ、アプリケーションが起動直後に突然終了しました。

Qualyzerを使用したJavaアプリケーションが、起動直後に突然終了しました。エラーメッセージなどは出力されていません。考えられる原因を教えてください。
Javaの起動オプションに、次のオプションが設定されているかどうか、確認してください。

 [例]
 -Xrunfts:log=<ログファイル名>,...

上記のオプションが設定されている場合、<ログファイル名>で指定しているファイルの内容を確認してください。ファイルに、次のようなメッセージが出力されている場合は、性能情報を出力するディレクトリがすでに存在するため、Qualyzerが起動できなかったことを示します。

 [例]
 cannot create directory <ディレクトリ名>¥qua.<プロセスID>

   <ディレクトリ名> -Xrunftsのdオプションで指定したディレクトリ
   <プロセスID> Qualyzerを起動しようとしたJavaプロセスのプロセスID

Qualyzerで情報収集する場合は、Qualyzerが起動できないとJavaアプリケーションも実行できないため、Javaアプリケーションが起動直後に突然終了したように見えます。終了したプロセスのプロセスIDは、OSによっては別のプロセスが起動した際に割り当てられることがあります。特に長い期間においては、同じプロセスIDが使いまわされることになります。-Xrunftsのdオプションで指定したディレクトリ配下の情報は、適宜別のディレクトリに移してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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