Interstage Application Serverにおける、HotSpot Client VMと、HotSpot Server VMおよびFJVMの違いについて。

Java VMの障害で、HotSpot Server VMおよびFJVMに障害があっても、HotSpot Client VMの使用で回避できるものがあるのはなぜですか?HotSpot Client VMと、HotSpot Server VMおよびFJVMの違いを教えてください。
Java VM(HotSpot Client VM、HotSpot Server VM)には、それぞれ用途に応じた以下に示す特徴があります。
  • HotSpot Client VM
    アプリケーション起動時間を短縮し、メモリ消費を抑制するように設計されたクライアント環境向けのJava VMです。
    富士通版Java HotSpot Client VMでは、富士通独自技術によるトラブルシューティングに関する機能強化などを追加実装しています。

  • HotSpot Server VM
    アプリケーション起動時間の短縮などよりも、実行速度を最大化するように設計されたサーバ環境向けのJava VMです。
    富士通版HotSpot Server VMでは、さらに、富士通独自技術による性能改善やトラブルシューティングに関する機能強化などを追加実装しています。(富士通版HotSpot Server VMは、Interstage Application Serverでデフォルトとなる富士通版Java VMであることから、このJava VMを特にFJVMと呼んでいます。)

上記の特徴の違いから、動的コンパイル処理やメモリ管理の実装が異なり、障害によってはいずれか一方で該当せず、回避できる場合があります。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ