Interstage Application ServerのIJServerにおける、ガーベジコレクション発生回数のチューニングについて
- IJServerワークユニットにおいて、ガーベジコレクションの発生回数を減らす方法はありますか?
- IJServerにおける、JavaのRMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔をチューニングすることで、自動的にjava.lang.System#gc()が実行されることにより発生するガーベジコレクション(Full GC)の発生回数を減らすことができます。
Interstage管理コンソールの"ワークユニット名">[環境設定]タブ>[ワークユニット設定]のJavaVMオプションに、以下を設定します。
"-Dsun.rmi.dgc.client_gcInterval=発生間隔" および
"-Dsun.rmi.dgc.server.gcInterval=発生間隔"発生間隔:ミリ秒単位で数値を指定します。
IJServerにおけるデフォルト値は、3,600,000(1時間)です。あるいは、isj2eeadminコマンド(V8以降でサポート)を使用して、設定することもできます。isj2eeadminコマンドについては、以下のマニュアル箇所をご参照ください。
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V9/V8
Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)
第13章 J2EE運用コマンド
13.8 isj2eeadmin
なお、RMI機能による自動ガーベジコレクションの発生間隔をチューニングしても、ガーベジコレクションの発生回数が削減されない場合、JavaVMのヒープ領域サイズが不足している可能性がありますので、JavaVMのヒープ領域サイズのチューニング(-Xms、-Xmxで指定)も実施してください。
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製品・サービス区分 | Interstage | ||||||
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アンサー種別 | 構築(導入/移行) |