Interstage Application Serverにおける、Oracle Real Application Clustersを使用した場合の、コネクションの切替えについて

Oracle Real Application Clustersで、クラスタ切替えが発生した場合の、コネクションプールのコネクションの切替え動作について教えてください。
Oracle Real Application Clustersで、クラスタ切替えが発生した場合、プールされているコネクションは、すべて接続先が切替え前であるため使用できなくなります。
このようなコネクションについては、”自動再接続機能”を使用すると、自動的に再接続が行われ、IJServerワークユニットの運用を継続することができます。
”自動再接続機能”は、IJServerワークユニットの環境設定項目「DBコネクション設定」にある「異常時の再接続」を「する」に設定することで使用できます。
プールからコネクションを取り出す際に、コネクションが使用可能であるかを判定し、使用できないコネクションの場合には自動的にクラスタ切替え後のデータベースに再接続します。
ただし、プールから取り出したコネクション1つだけをチェックします。このため、クラスタ切替え直後に一括して、プール中のコネクションすべての張替えは行われません。
なお、この機能はInterstageでコネクションプーリングを行う場合にだけ有効です。

【参考】

  • V9
    Interstage Application Server/Interstage Web Server J2EE ユーザーズガイド
     第1部 J2EE共通編
      第4章 JNDI
       4.4 JDBC(データベース)のコネクション
        4.4.2 自動再接続機能


なお、上記以外の製品バージョンについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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